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尾上菊次郎 (3代目) : ウィキペディア日本語版
尾上菊次郎 (3代目)[さんだいめ おのえきくじろう]
三代目尾上菊次郎(さんだいめ おのえきくじろう、1882年10月10日 - 1916年8月27日)は、歌舞伎役者。本名:岡田幸次郎、俳名:鶯友、梅花、屋号:音羽屋、紋:向い菊・裏菊菱。
== 略歴・芸風 ==
東京麹町の生まれ、父は岡田常次郎。五代目尾上菊五郎の門下。12歳で尾上梅次郎の名で初舞台。1905年3月に名題に昇進し八代目尾上芙雀を襲名。1915年4月に『助六』の揚巻で三代目尾上菊次郎を襲名。六代目尾上菊五郎の女房役者として活躍。台詞に癖があったが色気のある芸で立女方や世話物などを得意とした。1916年東京帝国劇場『怪異談牡丹灯篭』でおみね役に出演中急逝した。これからの大成が期待される矢先の死は関係者を残念がらせた。
当り役は『義経千本桜・すし屋』のお里・『怪異談牡丹燈籠』のおみね・「伽羅先代萩」の政岡・『天衣紛上野初花』の三千歳。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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